0歳~1歳

生後4ヶ月になるから乳児湿疹の予防法等について管理栄養士に聞いてみた。

投稿日:2017年7月2日 更新日:

生後4ヶ月頃になるとほとんどの赤ちゃんの首がすわります。また今まで以上に活発に動くようになるので、赤ちゃんが動き回っても大丈夫な環境作りが必要です。

赤ちゃんの肌トラブルが増えてくるので、乳児湿疹について管理栄養士の方に詳しく教えてもらいました。まとめたので参考にしていただければ幸いです。

生後4ヶ月の身長と体重

・男児:身長57.5cm~66.1cm 体重5.12kg~8.07kg
・女児:身長56.0cm~64.5cm 体重4.84kg~7.53kg

生後4ヶ月を過ぎると、ほとんどの赤ちゃんは首がすわります。体重も2倍以上になるため、周りの赤ちゃんとの体格差がしっかりと出てくる時期になりますが、一時的な差である事がほとんどです。不安になる事もあるかもしれませんが、心配をしないで成長を見守ってあげましょう。

大切なのは、赤ちゃん本人にとって最適な成長ペースかどうかです。ですが、明らかに体格が小さかったり、同じ月齢の赤ちゃんと比べてできる事が極端に少ない場合は、かかりつけの小児科医に診察してもらうと良いでしょう。

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生後4ヶ月の生活、首がすわる

「首がすわる」とは「仰向けにして両手を持って引き起こしたときに、身体と一緒に頭も持ち上げられる」「腹ばいにすると、両手で肩を支えて頭を持ち上げられる」「縦抱きにしたときに、身体を傾けても首を真っすぐに保つことが出来る」といった状態の事を指します。

成長の早い赤ちゃんは生後3ヶ月頃から首がすわり始めますが、ほとんどの赤ちゃんは生後4ヶ月までには首すわりが完成します。

首がすわると、縦抱っこしても頭を支える必要も無くなり、抱っこひもを使う場合も楽になります。ママは両手が使えるようになるため、赤ちゃんを抱きながら家事をするときも楽になってきます。

手足の筋力も付いてくるので、バタつかせる事で想定外なところまで赤ちゃんが移動している事が見られるようになります。初めて見たときは「どうやってこんなところに?」と思う事があります。

因みに、私の子供は大泣きしながら足をバタつかせて上手に布団を蹴りながら、枕元にあるソファーの下に潜り込んでいた事がありました。夜中にどこを探しても見当たらず、泣き声だけが聞こえ、慌てて探したのが懐かしく思います。

場所によってはベッドから転げ落ちて頭を打ったり、手足にコード類が絡まって締め付けてしまう場合もあります。ビニール袋等が近くに落ちていたら、口や鼻を塞いでしまい窒息する可能性もあります。

赤ちゃんが移動しても安全である場所で寝かせるようにして、そろそろ赤ちゃんが動き回っても問題が無いような環境を作っていってあげましょう。

また生後4ヶ月になるとしっかりと目が見えるようになるため、自分の側にいるのが誰なのか顔を見て判別が出来るようになってきます。そのため、赤ちゃんによっては人見知りをする場合も出てきます。

赤ちゃんの性格によっては、逆に「この人は誰だろう?」と興味を持って、その人と関わろうとする事もあります。個人差はありますが一時的な反応なので、徐々にいろいろな人と接することに慣れていきます。

生後4ヶ月の授乳、離乳食

生後4ヶ月になると生活リズムが整ってくるため、授乳のタイミングや時間が決まってきます。だいたい1日に5回程度の授乳となります。

よだれの量も一気に増えてくるため、スタイ(よだれかけ)が手放せなくなってきます。よだれが多くなるのは、唾液腺等の消化機能が発達してきた証拠です。よだれが多くなるので丈夫なスタイがおすすめです。

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またパパ・ママが何か食べていると、ジッと見つめたり、口をモグモグ動かす事ができてます。これは赤ちゃんが離乳食を食べる事に向けた準備段階です。こういった仕草が見られるようになってきたら「おいしいよ~」「よく噛んで食べるんだよ」等と赤ちゃんに声をかけながら、おいしそうに食べる様子を見せてあげましょう。

生後4ヶ月の病気

生後4ヶ月頃になると、ママのお腹にいるときから護られていた肌のバリア機能が低下してきます。それに伴って、赤ちゃんの皮膚トラブルが増えてきます。

中でも乳児湿疹は乳児特有の湿疹で、ほっぺたや首のしわの辺りに出来るものです。これは赤ちゃんの新陳代謝が活発なので、汗や皮脂の分泌が多く、毛穴に詰まってしまう事で引き起こされます。

お風呂に入ったときに優しく石鹸の泡で洗い流し、上がった後はボディローション等でしっかりと保湿してあげましょう。洗ったり、ローションを塗るときはゴシゴシと肌にこすりつけるのではなく、手で軽くポンポンと優しく置くようにしてあげます。こすってしまうと、肌に力が加わってしまうので、逆に悪化してしまう事があります。毎日のケアを繰り返す事で、赤ちゃんの肌は本来のツルツルした肌に戻っていきます。

またこの時期にしっかりとケアをしておく事で、離乳食が始まってアレルギー反応が出たときもすぐに把握する事が可能となります。肌に違和感を感じたら、すぐに対応してあげましょう。

なかなか治らない場合は、何かアレルギーがあり発症している可能性もあるので、その場合はすぐに小児科で診察してもらいましょう。

乳児湿疹とは

乳児湿疹とは赤ちゃんの多くに見られる症状のひとつで、新生児期(生後0ヶ月)から乳児期(生後12ヶ月)にかけて発症する湿疹全般の事を指します。

中でも生後6ヶ月頃までにできる湿疹は原因の特定が難しいと言われています。これは赤ちゃんの肌のバリア機能が弱いため、様々な要因によってすぐに湿疹ができてしまうためです。そのため、乳児湿疹にならないようにするためには、普段からの肌のケアがとても大切と言えます。

乳児湿疹の原因

赤ちゃんが湿疹になりやすい原因として、以下の事が多いです。

・汗と皮脂の分泌が活発
・乾燥肌になりやすい
・角質層が薄い

汗と皮脂の分泌が活発

赤ちゃんの肌は新陳代謝が非常に活発で、特に生後3ヶ月頃まではママからの女性ホルモンの影響を受けて皮脂が多く分泌されます。しかし毛穴が大人と比べると非常に小さいため、皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。それが原因で乳児脂漏性湿疹新生児ニキビと呼ばれる肌トラブルが発生しやすくなります。

乾燥肌になりやすい

赤ちゃんは生後3ヶ月頃を過ぎると、ママからの女性ホルモンの影響が薄くなるため皮脂の分泌が落ち着いてきます。それにより肌が乾燥しやすくなってしまいます。肌が乾燥する事で表面にある水分が不足し、ひび割れを起こしたりします。

また肌のバリア機能も低下するため、少しの刺激で痒みやかぶれを引き起こす場合があります。乾燥により出来る湿疹は乾燥性皮膚炎と呼ばれ、中でも乾燥の酷い冬に生後3ヶ月になる7月~10月生まれの赤ちゃんが起こりやすいと言われています。

角質層が薄い

赤ちゃんの肌の角質層は薄く、水分を溜めこむ事ができないため、肌にダメージが受けやすい状態になっています。そのため汗疹(あせも)やおむつかぶれ、ハウスダスト等のアレルギー反応として湿疹が出る場合があります。

乳児湿疹の予防方法

乳児湿疹は多くの新生児や赤ちゃんが経験するものですが、自然に治癒するものが多い症状です。また湿疹になる原因も数多くあるため、全てから守るのは非常に難しいでしょう。

しかし「肌を清潔に保つ」「保湿をする」事が、赤ちゃんの肌を守ってあげる事に繋がります。特にお風呂あがりは肌の水分が抜けてしまっている状態なので、すぐにローションや乳液等を塗ってあげると効果的です。またこまめに塗る事で乾燥を予防出来るので、毎日続けてあげましょう。

乳児湿疹になった場合

乳児脂漏性湿疹」「新生児ニキビ」等の皮脂が原因の場合は、お風呂に入った時に石鹸の泡でよく洗うようにします。このとき注意が必要なのは擦り過ぎず、あくまで「泡」で洗う事です。出来るだけ優しく洗うようにし、洗った後はすすぎ残しが無いように、しっかりと流してあげます。掛け湯よりもシャワーを使った方が、洗い残しが少なくて済みます。お風呂から上がった後は出来るだけ早く保湿をして、肌が乾燥しないようにしてあげます。

乾燥性皮膚炎」等、乾燥が原因の場合は、部屋の湿度が適正か確認をします。赤ちゃんにとって適切な湿度は通年で40~60%と言われています。特に冬場は加湿器を利用する等して、乾燥しないように気を付けてあげましょう。

またエアコンの前に濡れタオルをかけておくのも、部屋の乾燥を防ぐ方法のひとつです。そのため、洗濯物を部屋に干すのも効果的と言えます。赤ちゃんが過ごしやすい環境を作るために、温度計や湿度計を購入して管理するのも大切です。

最近では「赤ちゃんの頃に肌をケアしておくと、大人になってからもトラブルの少ない肌になる」と言われています。これは適切なケアをする事で肌が傷つかないため、健康的で強い肌に育つためだと言われています。

また赤ちゃんの肌のケアをしてあげている時間は、大切なコミュニケーションの時間にもなります。ゆっくりと丁寧に赤ちゃんの状態を見ながらケアしてあげるのも、とても楽しい時間として過ごせます。

湿疹が出来ても適切なケアをしてあげることで、代謝の良い赤ちゃんはすぐに肌の状態が元に戻ります。ですが中にはアトピーなどで治りが遅い場合があるので、その時はすぐに受診して適正な処置を受けるようにしましょう。

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まとめ

赤ちゃんの成長が非常に楽しみになってくる反面、「うちの子はまだこれができていない」「うちより小さいのに、もう寝返りしてる...」等気になる事が沢山出てくると思います。

ですがそれも含めて、全て赤ちゃんの個性です。ゆっくりと赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。「うちの子はのんびりだけど、その分一緒に過ごしてあげられるわね」くらいの心構えでいてあげてください。

また、生後4ヶ月頃になると「全然赤ちゃんと目が合わない、赤ちゃんが笑わない」と心配になるママもいる事でしょう。この症状は自閉症の特徴にも当てはまりますが、まだこの時期は判別がつきません。ですが赤ちゃんが笑わない要因として、赤ちゃんと家族との関わりが少ない事が挙げられています。

だからといって、自分を責める必要はありません。逆に赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方を見つめ直すきっかけにしましょう。今までの触れ合い方を見直して、より赤ちゃんにとって良い遊びや接し方を積極的に取り入れていきましょう。

あや
赤ちゃんの肌の保湿はちゃんとしてる?

任せて!乳児湿疹の心配なら安心して。清潔にして保湿してよわ。
しおり

あや
安心したよ。しっかりとしたママだね。

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税理士を目指して勉強中の30代、2児のパパ。子供の寝顔に癒される。
サイト名が「スマート家事術。」なのに、税金のコンテンツが一番多い事に違和感を覚えつつも更新を続ける。

【取得資格】税理士試験簿記論、貸金業取扱主任者、BATIC(Accoutant Level)等

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